足元の紅葉も楽しめます

オレガノ ヘレンハウゼン

オレガノというとハーブのイメージが強いですが、こちらは主に花や葉の紅葉を楽しむ品種。ドライフラワーや切り花にもおすすめです。

オレガノ類は地中海から東アジアに分布しており、料理に使われるのはオレガノまたはワイルドマジョラム(O.vulgare)と呼ばれるもので葉の香りが良く、地下茎で広がる生育旺盛な品種。本種は観賞用の園芸品種で、香りは少ないです。

冬期に全草が赤紫色に美しく色づき、春に茎が立ち上がり、初夏から夏にかけて濃赤紫の蕾から紅藤色の花を長期間つけます。

水はけと日当たりの良い立地を好み、耐寒性、耐暑性もあるため日本でも比較的育てやすいです。

Data

植物名
オレガノ ヘレンハウゼン
学名
Origanum laevigatum 'Herrenhausen'
他の名前・俗称
オレガナム ラエヴィガツム ヘレンハウゼン
区分
半常緑多年草、宿根草
参考サイズ
30~60cm

Origanum laevigatum 'Herrenhausen'

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。