ザ・下草

カレックス

カヤツリグサ科スゲ属の多年草で、葉や穂が美しく観賞価値の高い園芸品種などが多数流通しています。カラーリーフやオーナメンタルグラスとしてお庭や植栽でも重宝される植物です。

世界中に約2000種もあり、日本にもいくつか自生しています。園芸品種はニュージーランド産や日本のオオシマカンスゲ(C.oshimensis/カレックス オシメンシス)の改良品種が多いです。

(以下、日本産の改良品種)
エヴァリロ/非常に強健。鮮やかなライムグリーンの葉は冬に黄色みが強くなります。
エヴェレスト/縞斑が日陰を明るくします。

日本産の改良品種は非常に丈夫で、日陰や軒下などの乾燥した条件でもしっかりと生育するのでおすすめです。中でもオシメンセス系は耐陰性もかなりあるので、日陰地の植栽にも有効です。ボリュームも出るので、株間を広めに取るように配置すると良いでしょう。

(以下、すべてニュージーランド産)
キウイ/風になびく柔らかい葉が魅力的です。
ブキャナニー/立性の濃い茶色の葉が印象的です。

テスタセア/冬の紅葉が特に美しいです。
ブロンズカール/葉が細くやさしい印象ですが、蒸れに弱いです。
バニセア/数株まとめて植えるとブルーの葉が引き立ちます。

ニュージーランド産は耐寒性がやや劣り、蒸れに弱いものが多いので、水はけの良い土壌で、風通しの良い環境が望ましいです。日向もしくは半日陰が適しています。

病虫害はほとんどなく、手入れは花穂や傷んだ葉をカットし、大きくなりすぎた場合は株分けを行います。活用範囲は広く、単体でポイントにしても、数株まとめて植えボリュームを出しても、全体が軽い印象になります。

Staff Recommend

Data

植物名
カレックス
学名
Carex
区分
多年草
参考サイズ
20cm~1m

エヴァリロ  C.oshimensis 'Everillo'
ブロンズカール C.comans 'Bronze Curls'
エヴァリロ  C.oshimensis 'Everillo'
エヴェレスト C.oshimensis 'Everest'
キウイ C.flagellifera 'Kiwi'
ブキャナニー C.buchananii
ブキャナニー C.buchananii
テスタセア C.testacea
ブロンズカール C.comans 'Bronze Curls'
パニセア C.panicea

Carex

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。