日々楽しむ甘い香りの白花
シロバナネムノキ
マメ科カリアンドラ属の熱帯性の品種で、日本に自生するネムノキとは別属になります。独特の羽状葉は爽やかな雰囲気で、丸い綿ボウシのような真っ白な花を長期間楽しめます。
分類的には中低木ですが、コンパクトなメインツリーとしても使え、とてもおすすめです。
初夏から夏にかけて、タンポポの綿毛を思わせる白い球状の花が咲きます。花は夕方から開きはじめ、濃密な甘い香りを放ち、翌日の午前中には閉じて落ちてしまう一日花。枝先に花芽が次々とできる多花性なので、花期も長いです。マメ科特有の就眠運動で夜は葉が閉じた状態で花が咲くので、とても見ごたえがあります。
常緑樹ですが熱帯性のため、冬期に気温が下がると葉を落とします。
目立った病虫害はほとんどなく、剪定も伸びた枝先を詰める程度なので管理しやすいです。
Staff Recommend
Data
- 植物名
- シロバナネムノキ
- 学名
- Calliandra portoricensis
- 区分
- 常緑小高木
- 参考サイズ
- 3~6m