屋内外で楽しめるリゾート感

ストレリチア

すらっとした葉柄と大きな葉で観葉植物としても人気のストレリチア。中でもこちらのストレリチア レギネ(Strelitzia reginae)が最もよく栽培されています。オレンジ色の外花被(萼)と青色の内花被(花弁)からなる花はカラフルかつユニークです。

南国感やリゾート感を演出するのには定番の大型多年草です。パプアニューギニアの国鳥になっている極楽鳥(風鳥/フウチョウ)が羽を広げた姿に花が似ているため、日本では極楽鳥花とも呼ばれています。

観葉植物としての流通が多く、鉢植えにも適していますが耐寒性はあるので、関東南部沿岸地域以西は露地植えも可能です。ただし、冬期に寒風の当たる場所では葉が傷みます。

水はけの良い土壌と日向を好みますが、耐陰性も強いので、軒下や中庭などのあまり日が当たらない場所のグリーンとしても活用できます。

目立った病虫害はありませんが、過湿気味で風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。

Data

植物名
ストレリチア
学名
Strelitzia reginae
他の名前・俗称
ゴクラクチョウカバードオブパラダイス
区分
常緑多年草
参考サイズ
1~1.5m

Strelitzia reginae

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。