花も果実も葉色も◎

ブルーベリー

北アメリカ原産、ツツジ科スノキ属の落葉低木。花は可愛らしく、果実は生食はもちろん、ジャムやジュース、果実酒、パイやケーキなどにも利用できるので、収穫する楽しみが広がります。

花も実も楽しめて、青みがかった葉色も魅力的で、庭木の中では非常におすすめの樹木です。

大きくハイブッシュ系(V. corymbosum)とラビットアイ系の2つに分かれ、前者はさらに、サザンハイブッシュ系とノーザンハイブッシュ系に分かれます。

一般的にハイブッシュ系は実が大きく味が良いと言われ、サザンは暖地向き、ノーザンは寒冷地向きです。ラビットアイ系は暖地でも育てやすく、株も大きくなり、収穫も多いので初心者にもおすすめです。

腐植質が多く、水はけの良い酸性土を好みます。乾燥を嫌うので、植え込み時と追肥に酸性のピートモスや腐葉土などを鋤き込み、夏場の水切れに注意します。病虫害もなく、剪定も枯れ枝を取る程度で樹形を維持できます。

Data

植物名
ブルーベリー
学名
Vaccinium
区分
落葉低木
参考サイズ
1~3m

ラビットアイ V. virgatum

Vaccinium

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。