こう見えて実は多種多様

アロエ

品種によって薬用や食用に使われ、とても身近な存在の植物ですが、原種だけで数百種あり、自生地では10cm程度の小型種~20mに育つ大型種まで様々な種類があります。

放射状に広がる多肉質の葉が特徴的です。植栽帯のアクセントにしたり、鉢植えでテラスなどに置いたりしても面白いです。品種によって葉色や大きさ、開花期などが異なります。

ストリアツラは初夏に黄色と橙色のグラデーションの花が咲き、耐寒性も強くおすすめです。

アロエは紀元前からアフリカで生薬として利用されていたと言われています。日本でも昔から身近なキダチアロエ(アルボレセンス)は、胃腸症や便秘症に新鮮な葉の液汁を内服したり、葉の粘液を火傷や損傷の皮膚の患部に塗るなどして利用されています。アロエベラ(A.vera)やキダチアロエは葉のゼリー状の部分は食用になります。

耐寒性のあるものは暖地なら露地でも越冬できます。都市部でもストリアツラやアルボレセンス、ディコトマ(A.dichotoma)などの品種は地植えでも扱われていますが、気温の下がりにくい場所が良く、南向きの軒下などは好環境と言えます。ラモシシマのように一部耐寒性の弱い品種もあります。

水はけの良い土壌で、基本的には日当たりが良い場所が理想です。乾燥気味に育てますが、真夏と真冬は水やりを控えたほうが良いでしょう。

鉢植えにも向きますが根詰まりすると貧相な姿になるので、定期的な植え替えや液肥などを施すことで生育が良くなります。

Data

植物名
アロエ
学名
Aloe
区分
多肉植物、常緑多年草
参考サイズ
20cm~2m

ストリアツラ A,striatula 耐寒性**
ラモシシマ A.ramosissima 耐寒性*
アルボレセンス A.arborescens 耐寒性**
アルボレセンスの花

Aloe

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。