都会派常緑低木のニュースタンダード
ウエストリンギア
細かい葉が軽やかな印象で花付きもよく、時期になると可愛らしい小花が全体に散りばめらえるように咲きます。
樹形も形がまとまり易く、コンパクトに仕立てられるため、鉢植えや花壇など限られたスペースの植栽でも無理なく管理できお勧めです。
通称オーストラリアンローズマリー呼ばれることもあり、なるほどローズマリーとよく似た風貌です。
ローズマリーより葉が細かく軽やかな印象で、自然樹形でも形がまとまりやすく、雑然としすぎないナチュラルなテイストから、刈り込んでスタンダート仕立てのようなフォーマルなテイストにも仕立てられます。
花の色で若干形質が異なり、白花は葉が青みがかって全体的にトーンが明るく、葉の付き方も密になり、よりまとまった形となります。
紫花のものは、少しグレーから紫がかった葉色で白花のものよりも葉の密度が軽く、背丈の高さも出やすい傾向があります。
目立った病虫害もなく育てやすい印象ですが、一度水が切れると一気に葉が枯れこんでいってしまうので、鉢植えなどでは特に気を付けて置いた方がよいです。
また、耐寒性もあまり強くなく、紫花の品種は埼玉南部でも郊外だと冬は傷みが出て、枯れてしまうものも多いそうです。
白花の方は比較的耐寒性が強く、外での鉢植えの管理などは、こちらの方がお勧めです。
オーストラリア原産でウエストリンギア属自体は様々な種がありますが、日本でウエストリンギアと呼ばれ流通している物はWestringia fruticosa種で現地ではCoast rosemaryと呼ばれているものとなります。
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Data
- 植物名
- ウエストリンギア
- 学名
- westringia fruticosa
- 他の名前・俗称
- オーストラリアンローズマリー
- 区分
- 常緑
- 参考サイズ
- 0.5~1.5m