6月のお楽しみ
ジューンベリー
日本にも自生するザイフリボク(A.asiatica)の仲間で、花、実、紅葉も楽しめる魅力満載の落葉樹です。
早春に白い花が咲き、6月に赤く可愛らしい実がなるので、ジューンベリーと呼ばれます。
半日程度の日照でも良く、実は黒く熟すと生食もでき、秋の紅葉も楽しめます。
根元から 'ひこばえ' と呼ばれる枝が出て株になりやすく、生長が早いので、狭いスペースでは数年に一度太い幹を根元から切り、ひこばえを大きくして仕立て直しても良いでしょう。
人は刺しませんがモンクロシャチホコの幼虫が9月頃に発生することがあり、下に落ちた糞で早めに気づいたときには枝ごとカットします。葉が食いつくされるといなくなり、翌年はまた芽が出るので、葉がほとんど食い尽くされる程大きく広がってしまった場合は、農薬を使っても効果が薄くなってしまうので、そのままにしておきましょう。
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Data
- 植物名
- ジューンベリー
- 学名
- Amelanchier canadensis
- 他の名前・俗称
- アメリカザイフリボク
- 区分
- 落葉小高木
- 参考サイズ
- 3~6m