花も実も可愛らしい
ヒメリンゴ
バラ科の落葉樹で、春~初夏に花を咲かせ、その後に実をつけます。主に観賞用として、庭木や植栽として古くから親しまれている他、盆栽にも仕立てられます。
実が小さいリンゴを総称して、ヒメリンゴやクラブアップルなどと呼ばれ、観賞用のものと食用できるものがあります。
食用(加工)もできるゴージャス(Malus x atorosanguinea 'Gorgeous')のような1本でも実をつけるものと、観賞用のイヌリンゴ(Malus prunifolia)や赤花種のレモイネ(malus × purpurea 'Lemoinei')のような受粉樹が必要なものとありますが、どれも基本的には異品種を近くに植えた方が良いでしょう。
肥沃で水はけの良い土壌が理想です。
暖地では幹にシンクイムシやテッポウムシが入りやすいので、幹の定期的な観察が必要です。病虫害は多少あるものと寛容に考えられれば、魅力的な花も実も楽しめる果樹です。
Data
- 植物名
- ヒメリンゴ
- 学名
- Malus
- 他の名前・俗称
- クラブアップル
- 区分
- 落葉小高木
- 参考サイズ
- 3~8m


