盛夏を彩る花木
ムクゲ
ハイビスカスなどと同じアオイ科フヨウ属の落葉樹です。中国原産で、日本には平安時代には渡来していたと言われています。古くから庭木や生け垣として親しまれ、様々な花形や花色の園芸品種が作られています。
真夏に美しい大きな一日花を次々につける丈夫な落葉低木です。日当たりさえ良ければ花付きも良く、生育期に生長した枝先に花芽をつけるので、花を楽しみたいときは、5月以降の剪定を控えます。
枝が直立性に伸び、萌芽力も強いので強剪定にも向いており、刈り込みや太い幹の途中からカットして上部に葉を茂らせるスタンダード仕立てなどもできます。
暑いさなか涼しげに咲く、大徳寺白や紫玉がおすすめです。
春先の新芽にアブラムシがつくことがありますが、それ以外は目立った病虫害もなく、乾燥にも強く丈夫で育てやすいです。
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Data
- 植物名
- ムクゲ
- 学名
- Hibiscus syriacus
- 他の名前・俗称
- ハチス
- 区分
- 落葉低木
- 参考サイズ
- 2~4m


